高島トレイル
           水坂峠から桑原橋
                        2011/11/4-11/6

  高島トレイル協会主催 サポート付きソロテントでハーフスルー 34名

11/4 水坂峠登山口10:42−P486 11:15−二の谷山12:04−桜峠13:45−行者山登山口13:59−行者山15:38−横谷峠16:45

5月のハーフスルー愛発越から水坂峠に参加しました。今回は残りの水坂峠から桑谷橋までの行程です。春は花の道、秋は紅葉の道です。回を増すごとに人気が出ているようで今回は34名の参加です。3班に分かれて1版は健脚組で2班は摩耶労山の人たち、3班は亀さん組みです。勿論私達は亀さん組みです。山友会のメンバー6名を誘って会の6人用のテントとコッフェルを借りてきました。前日にKさんに車で大きな荷物を取りに来てもらい、集合場所の近江今津駅まで運んでもらいました。天気予報は明日とあさっては雨との事、気分がめいります。
水坂峠からは急坂の道を登ります。二の谷山を下り桜峠で車道に出て、自衛隊の演習場が近くにあるので分水嶺からそれて行者山の登山口に出ます。行者山を越えて横谷峠に薄暗くなりかかったところで到着しました。峠にはすでにトラックが荷物を運んでくれて待っていました。
6人用のテントを皆で張りにかかりますが上手く張れません。今まで使っていたのと違うタイプで新しいテントかなと思っていましたがこれが翌日は大変なことになりました。スタッフの方も手伝いに来てくださり何とかテントを張ることが出来ました。暗くなっての鍋の夕食となりました。6人用のテントに4人と1,2人用のテント2つにそれぞれ1人ずつ休むことにしました。心配していた気温は暖かで助かりました。

   
        P486 行者山登山口 テン場の横谷峠 横谷峠からの道


11/5 横谷峠6:00−P693 7:01−池原山分岐7:34−池8:00−駒ケ越9:00−駒ケ岳9:14−与助谷山10:25−桜谷山11:26−百里ケ岳13:21−根来坂14:25ーおにゅう峠14:40

4時に起床してそれぞれ朝食(カップうどん、おにぎり)を食べて、テントをたたみ要らない荷物を又トラックに積んで運んでもらいます。今日のコースはアップダウンが多いですが池やブナ林の素敵なコースです。紅葉もあちこちで見られましたが昼ごろから小雨が降り出しました。遠望は得られません。おにゅう峠に予定よりも早くに着き、早速テントを張りました。入って30分ほどしたところで、上から水滴がぽたぽたと落ちてきました。外に出て見ると、たるんだ所に雨がたまり其処から防水が利かなくなって中に落ちてきていたのです。スタッフの方が来て下さり、フライと本体の間にビニールを敷いてフライをたるみのないように張ってくださいました。新品のテントだと思っていたのに実は20年前のテントだったようで購入月日がテントの中に記帳されていました。外袋の6人用だけを確かめて借りてきたのです。もし夜中に又雨漏りがしたら大変なので、今日はこのテントには3人だけが入り、小さいテントに2人入りました。幸いに夜中に雨が止んで雨漏りはしなかったようで助かりました。夕食は1人用のおでんとアルファー米です。

  
池手前のブナ林 駒ケ越への道
   
ブナ 百里ケ岳山頂 季節はずれのミツバオーレン オクスゲノ池


11/6 おにゅう峠6:25−オクスゲノ池7:48−ナベクボ峠9:22−三国峠9:52−地蔵峠11:22−スギ巨木13:44−岩谷峠13:53−三国岳14:52−分岐15:46−桑原橋16:44

テントをたたんだりしている時は止んでいた雨も、歩き始めてから時々小雨が降ったり止んだりの1日でした。今日のコースは雑木林が多くてあちこちで綺麗な紅葉が見れました。以前に高島協会のガイドの方が「梅雨時の雨の道もなかなか良いよ」と言われていましたが、この程度の小雨なら雨に洗われた紅葉は光っているようで素敵でした。地蔵峠までいったん下りますがこの辺りの紅葉は最高でした。ここから又このトレイルの最高峰の三国岳の959mまで延々とした登りが続きます。三国岳まで来たら後は下るのみですのでスタッフ達が握手をしてくれました。長かった2泊3日の25時間登山も最後です。5月に続いて80Kのトレイルの完歩でした。閉会式の後てんくう温泉で3日間の汗を流して生ビールで乾杯しました。秋は日が短くてあわただしく、もう一度参加したいとは思いませんが、春は花もあり日も長いので又参加したいなあと思います。来年まで元気でいたいものです。

   
 ブナ林 地蔵峠 地蔵峠
   
コシアブラの紅葉 琵琶湖の竹生島が見えた サワフタギの実

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